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表紙の1枚:科学館に関わる人たち

浜松科学館ニューズレター「COMPASS」。
今回の表紙は、屋外から設備担当者と点検を行う椿さんです。

みなさんは「科学館の仕事」というとどのようなイメージをお持ちでしょうか。
展示の解説やプラネタリウム・サイエンスショー、イベントの開催、窓口でのチケット販売や総合案内などを思い浮かべるかもしれません。

浜松科学館エントランス

上記の他に、「経営管理」という仕事もあります。
主にいただいた金銭の適切な管理や、館内設備の点検・管理を行う仕事です。
椿さんはこの部署に在籍しています。

「経営管理は一言で言うと“館の土台・支柱”のような仕事です。お客様に楽しんでもらうための施設整備、従業員が働きやすく取り組むための人事労務、健全な科学館運営のための経理財務など様々です。常に浜松科学館の運営を陰で支えています。」

「また、災害などの非常時には素早く適切な対応ができるように、備蓄品の管理や防災設備のチェック等も日頃から行っています。いつもは“何事も起こらないこと”、何かあった時には“すぐに対応できるように”。そのために色々な関係者と一緒に現場に入り、緊張感をもって仕事に取り組んでいます。」

防火扉をチェックする椿さん

科学館は職員の他にも、設備管理や清掃、屋外管理、警備、メンテナンス等、多くの人々が携わり運営を行っています。

「その方達をパートナーと呼び、ともに安心・安全な科学館づくりをしています。高い技術や知識を持つ彼らはまさにプロそのもの。本当に尊敬しています。これからも一緒に目指す科学館を作りあげていきたいですね。」

また、椿さんが企画に携わる場面もあります。冬に開催する企画展「みんなで熱中!ものづくり」は、近隣の主にメーカー系企業の方々による出展やコンテストを通して、ものづくりの面白さや奥深さを発見してもらう催しです。

ものづくりコンテスト「誰よりも遠くへ」を職員でテストしている様子

「私は主に企業への協力依頼の面で関わっています。外部企業とのつながりは仕事柄多いんです。浜松は“ものづくりのまち”。高い技術や熱い想いを持った方が沢山います。そんな人達の想い・技などを企画展で伝えていきたい。いつもお世話になってるパートナー企業の皆さんにも出展していただけたら嬉しいですね。」

様々な人が関わる科学館。
皆さんと直接接する機会は少ないかもしれませんが、欠かせない人たちです。